こんにちは、Kです。
お久しぶりです。
かなり久しぶりです。
最近なんですが、記事更新のモチベが落ちていて、
あまり記事を書いていません。
理由は2つあって、1つは読書会という
アウトプットの場があるため、
記事を書かなくとも対話の交流ができること。
もう1つは、最近あんまり皆さんとシェアしたい
木坂さん絡みの学びがないからです。
あ、セミナーがつまんないとかもう学ぶことがないとか、
そういう話ではないですよ?(ここ大事)
今回のICCや21世紀の帝王学にももちろん参加しています。
学びがないわけではなく、発見も多いですし、
セミナーを受けるたびに兜の緒を締めないとな、
という思いになります。
ただ、最近の私のセミナーでのスタンスが
「学び直し」になってきていて、
ブログのコンセプトに合わなくなってきました。
私が最近セミナーに行くと感じるのは、
・あ、ここでこの話がつながってくるのか
・ここ完全に忘れてたな
・こういうことだったのか
・改めて考えるとここ大事だよな
・あのセミナーもう1回見直そう
・やっぱりここに行き着くよなぁ
という、「納得」や「再確認」です。
このブログは一緒に対話しようってブログなので、
あまり記事を書く気にならなかったんですよね。
あと記事書くのがめんどくさいってのm・・・(ry
でも、今回はちょっと違います。
久々にシェアしたいって話があったので、
対話したいと思います。
前置きが長くなりましたが、
よかったら対話や感想、批判反論等ありましたら
送ってください。
それだけが楽しみのこのブログですからね笑
それでは、参りましょう。
【1枚のスライドから】
今回対話するセミナーはICCの第4回セミナーです。
コンサルティングサービスってことで
和佐さんと木坂さんがやってる
セミナーのことですね。
これは後にネットビジネス大百科2として
販売されるそうなので
興味ある方はお楽しみに(宣伝)
で、このセミナーはかなり丁寧にビジネスについて
解説するセミナーなんですけど、
その中でこんなスライドが紹介されました。
・コミュニティは全メンバーに対して2つの感覚を与えるものでなければならない
1.「やればできる!」
2.「やっても大丈夫!」
・1は男性性、2は女性性
コミュニティについてのスライドです。
簡単に解説すると、今の時代はネットの普及による
情報の氾濫、選択肢の増大による混乱、
神話の崩壊による基準の喪失の時代にあります。
情報の氾濫、選択肢の増大については
なんとなくわかるでしょうが、
神話の崩壊についてだけちょっと解説します。
これ簡単に言うと、
「今まで当たり前だったことが通用しなくなった」
ってことです。
例えば、大学に対する神話。
良い大学行けばいい会社に入れて人生ハッピー云々。
例えば、政府に対する神話。
政府に任せておけば大丈夫云々。
例えば、親や教師に対する神話。
先生の言うことは正しくて云々。
挙げだせばキリがありませんが、
何か絶対的な判断基準がなくなっていて、
それによって
「どうすんの、どーすんの俺!?」
状態になっているのが今の時代だってことです。
これは別の言い方をすれば
「リーダーは自分なりの基準を持て」
って話にもなりますし
「大衆は基準を求めている」
って話にもなります。
だからこそのリーダーなわけです。
で、スライドに戻りますが、
・コミュニティは全メンバーに対して2つの感覚を与えるものでなければならない
1.「やればできる!」
2.「やっても大丈夫!」
・1は男性性、2は女性性
そんなリーダーが運営するコミュニティは
メンバーがこう感じられないといけない、
というスライド。
あなたはどう感じるでしょうか。
やればできる、と、やっても大丈夫。
まあどう感じるかは人それぞれだと思いますが、
これは簡単に言えば「家族の在り方」に
近いものがあります。
やっても大丈夫、ってのは安心です。
つまり母親の愛情に近いものがあり、
何をやっても許されること、
見守ってもらえていることがその条件になります。
やればできる、ってのは、信頼です。
その人には能力と才能があり、
なにか意欲や目標や目的があれば
それを成し遂げられる力があること。
そしてその達成のためには
周囲が助力を惜しまないこと。
それらを成し遂げた際には何らかの報酬、
周囲の称賛や自己の成長、達成感や万能感、
金銭や物品が得られること。
こういったものが感じられることが
コミュニティには必要なのだ、
ということです。
これ、あなたならどう対話しますか?
・・・
はい。
私が考える方向は2つあります。
1つは、本当の意味での「家族」は
こうあるように心がけよう、って話。
セミナーでも紹介されていましたが、
子どもには女性性が必要な時期と
男性性が必要な時期があります。
具体的には、生まれてから6歳くらいまで、
この時期までは女性性(母親)の出番です。
子どもが安心できること、
居場所を感じられることが必要です。
当然、いろんなことに挑戦させる必要はなく、
世界を広げる必要もありません。
子どもが興味をもつことをやらせてあげる、
それを見守ってあげる、
そういう環境作りが必要です。
もちろん、いろんなことを学ばせたい、
経験させたいと思うのはありです。
ただ、その場合は
「そういう環境を作る」
に留めておくべきと私は考えます。
サッカーを将来やらせたいのであれば、
他の遊び道具をそもそも与えず
(もちろん子どもがわからない範囲で)
ボールを置いておけばいい。
英語を学ばせたいのであれば、
英語しかない場所に子どもを連れて行って、
好きに遊ばせればいい。
テレビを見せたくないのであれば、
親もテレビを絶ち、むしろ捨てろ。
環境ってのはそういう話です。
子どもは親のマネをしますから、
学ばせようとする必要はありません。
親がサッカーをして遊べばいいですし、
親が英語で話せばいいのです。
遊びの中で学ぶのがこの時期であり、
できないことに挑戦させる必要はありません。
勝手にできるようになりますから。
で、6歳以降、「やらせる」、「挑戦させる」という
男性性の役割が求められる時期がやってきます。
正確には「やる」、「挑戦する」ことの意義を
教えるってのが正しいですけどね。
強制させることによる教育の効果が微妙であることは
様々な分野で証明されています。
なんにせよ、6歳以降は男性性(父親)の出番。
言ってしまえば、6歳まではこの準備期間。
知らない世界に出かけるための準備。
親元を離れ、自立するための準備です。
比喩的な意味で話しますが、
家を出る、外の世界に出るためには、
外に対する信頼感が必要です。
外に出ても大丈夫なこと、
仮に失敗しても戻ってこれる居場所があること。
見知らぬものに対して、怖がりながらも
手をのばすことができるのは、
手を引っ込めれば安心なことがわかっているからです。
自分のいる場所が安心だとわかっているからこそ、
見知らぬ場所に興味をもつことができる。
母親の与える安心感は、そのために必要なんですね。
これが欠けると、子どもは「やっても大丈夫」と
思うことができません。
やれば叱られるんじゃないか、失敗するんじゃないか、
失望されるんじゃないか、なんて思っていて
いろんなことができるわけがありません。
なんでもやらせてあげる、やっても大丈夫だと
実感させてあげる時期が6歳までなのです。
もちろん、男性性、女性性って書いてある通り、
父親がやる必要はなくて、
母親がやってもいいです。
非常に難しいとは思いますが、
1人2役でも可能といえば可能です。
大事なのはその役割をしっかりこなせる
大人が子供の周囲にいることです。
そういった視点で家族を見直す・・・
ってのが1つ目の方向ですね。
話が長くなりましたので確認し直しますが、
・コミュニティは全メンバーに対して2つの感覚を与えるものでなければならない
1.「やればできる!」
2.「やっても大丈夫!」
・1は男性性、2は女性性
このスライドから学べる2つの方向性について
話しているんでしたね。
で、もう1つなんですけど、当然ながら、
コミュニティの話です。
今までの話を聞いていてなんとなく感じたかも
しれませんが、今多くのコミュニティに
求められているのは、
「やっても大丈夫!」
つまり女性性の方です。
今の時代は基準がなくなった時代だ、
という話をしました。
みんな、何をしていいかわからず、
ただあてもなくさまよっている状態です。
要は不安なのです。
あるいは、「こうすれば稼げる」と思っても、
なかなか実行に移せない人がいます。
やるべきことがわかっていても
なかなか行動できない人もいます。
そういう人に足りないのは
「やっても大丈夫」という感覚なんです。
やっても大丈夫だと思えないからこそ、
なかなかやることができない。
これは別の言い方をすれば
失敗しても大丈夫だと思えない、
あるいは、
「成功してもどうせ・・・」
って思っているのかもしれません。
なんにせよ、安心が圧倒的に足りないのです。
これはさらに踏み込んで言えば
「世の中の大半の人は6歳以下」
ということです。(もちろん比喩です)
つまり、世の中の人の多くが求めているのは
安心できる居場所なのだ、ということ。
さらに言うと、自分を高めるようなコミュニティ、
「やればできる!」というコミュニティを
求めているのは少数派だということです。
このことから、2つのことが言えます。
1.今の時代は女性的なコミュニティが成功しやすい
これが1つめ。
2.男性的なコミュニティに入る人は少数派だが
価値さえ感じればお金に糸目はつけない
これが2つめです。
言ってしまえば、男性的なコミュニティに
入れる人は他の人よりも
1歩抜きん出ています。
つまり、今の自分のいる場所に
ある程度の安心感があり、
さらなることに挑戦できる余裕と熱意がある。
これはある意味お金を持っているとも言えますし、
ステージが高いとも言えます。
だから、人数が少なくても問題ないわけです。
これはそのまんま目指すべきコミュニティ像に
つながってくると思ってください。
単価は低いが集めやすく、
ほっといたらどんどん集まってくるが、
入れ替わりも激しい女性性コミュニティ。
単価が高いが集めにくく、
入ったら価値を感じる限りずーっと存続する
男性性コミュニティ。
どっちがいいかはその人の相性によります。
どっちが優れているってわけではなく、
やりたい方でやった方がいいです。
女性性の方が単価が低い、入れ替わりも激しい、
とはいっても、それは男性性コミュニティと
比べての話であって、
従来のビジネスに比べれば
圧倒的に効率は良いです。
口コミなどで集まってくる分
一度できてしまえば広告とかも
ほとんど必要ありません。
それぞれに利点があって、
それぞれに欠点があります。
男性性コミュニティはリーダーが
成長しなくなったり成長の方向がズレた時点で
崩壊しますからね。
もちろん、両方の性質を持ったコミュニティ
ってのもありです。
というかこれはあくまでも比率の話であって、
女性性コミュニティの中にも
男性的な要素は少なからず入ります。
それが6:4なのか、7:3なのか、
くらいの塩梅の話です。
女性性優位の方が成功しやすいってだけ。
そんだけです。
なんにせよ、これから導かれる目指すべき
リーダー像を一言でまとめると、
1.一緒に頑張るタイプ(女性性)
2.谷に突き落とすタイプ(男性性)
って感じになると思います。
前者はわかりやすいと思いますが、
後者は例えば淘汰圧を加えたり、
背中を見せてついてこれるやつだけついてこい
ってやったりとかですかね。
でもま、木坂セミナーを受けたことがある人なら
聞いたことあるような話だと思います。
結局、今までの話に戻ってくる。
そういう意味で、「学び直し」です。
だからあんまり記事を書く気が起きんって話ですね笑
なんにせよ、1枚のスライドから
家族の在り方、コミュニティの在り方の方向に
対話してみました。
当然、もっと対話していけばリーダーに必要な要素、
MSPなどにもつながっていきます。
そのためにライティングやマーケティング、
マインドセットがどんなものであるべきか
についてもつながってくると思います。
社会の状況や自分の置かれている場所、
世界の動きにも広がっていくと思います。
好きなように対話していただき、
好きなように生かしてみてください。
で、よければ対話の結果を聞かせてくださいね。
そんでは今日はこの辺で。
ありがとうございました!
K