こんにちは、Kです。
今日は木坂さんから送られてきたレポートと
対話していこうと思います。
レポートとの対話は久々ですね。
いとこに話している内容ほぼそのまま、
ということなのでテイストとしては
珍しい感じになっているこのレポート。
クライアントだったらこんな風には話しませんし、
何より学生さんと木坂さんが話すこと自体が
かなり稀なので個人的には新鮮でした。
内容的には
「帝王になること」
の一言に集約されるのでしょうが、
改めてビジネス、起業ってものの本質がわかる
レポートになっていると個人的には思います。
ではでは、のんびり対話していきましょう。
今回もよろしくお願いします。
【起業で成功する方法】
ビジネス、という言葉を考えたときに、
木坂さんの考え方というのは
本当に特殊だなあと思います。
というのも、
・ニーズ、ウォンツ
・市場
・コンテンツや商品
こういうのが基本的には出てきません。
一般的に起業を考える人はレポートにもあるように、
「何をすれば儲かるか」ということを
1番に考えます。
あるいはちょっとビジネスをかじった人なら
人が求めていることはなんだろうとか、
その中で自分にできることはなんだろうとか、
これからの時代は何が来るんだろうとか
いい方法はないかとか、
そういうことを考えます。
私たちも一度は、そして今でもこういうことを
考えることは多いはずですよね。
木坂さんからこうやって学んでいたとしても、
仮に何かに没頭して1番になったところで
本当に儲かるのか、というところは疑問に思うはず。
缶ビール一気飲みをしてなんで儲かるようになるのか
わからないと思うのです。
以上のことからもわかるように、
没頭すること。
そして、相手から対価としてお金をもらうこと。
ここには一般的には大きな乖離があります。
やりたいことをやっていれば
それでビジネスはうまくいくんだろうか、
成功できるんだろうか。
そもそも起業とビジネスって
何が違うんだろうか。
対話する方向はいろいろあるんですが、
今回はあえてこの方向で対話してみたいと
思います。
さて。
このことと対話するためには
まずこの言葉の意味を理解することが
必要だと思います。
「次の時代の勝ち組は、やりたいこと、好きなことがあるやつだ」
ここでの次の時代とは何か。
勝ち組の定義は何か。
やりたいこと、好きなこととは何か。
こういうことを対話していかなければ
基本的にはうまくいかないと
思ってください。
これについては「成功哲学を科学する」との
対話シリーズでもやりましたよね。
ビッグワードってやつです。
こういうのを1つ1つ丁寧に見ていくことが
対話の最初の1歩です。
次は音声もありますので面倒だと思いますが
頑張ってみてください。
さて。
まずは時代から見ていきましょう。
当然ながらこれは「次の」という枕詞が
ついていることからもわかるように、
「従来のやり方」
とは決して違うものになります。
ですからもし今までのやり方に
堅実さや安心感を感じるのであれば、
それを学ぶことに意味はあります。
ネットビジネス大百科などの時代は
割と合理的にビジネスをやっていく、
そんな時代だったと思います。
リサーチをしっかり行い、
キーワードを選定し、
顧客のウォンツに訴える。
あるいは付加価値をつけたりして
差別化を図る、ライティングスキルを磨き、
顧客の潜在ニーズにアプローチする、
とかまあいろいろメソッドとかが
乱立した時代です。
ある意味誰がやっても稼げるような
ビジネスモデルが普通に出回り、
そして少なからずの人が成功してきました。
従来のやり方でビジネスをするのであれば、
まだネットやDRMが普及していないビジネスも
多くありますからやってもいいとは思います。
ただ、ここで木坂さんが話していることは
「次の時代での」
ということです。
それはどこまで視野に入っているかと言えば、
今の何かがヒットすればすぐパクられ、
やり方もパクられ
(ちなみに私の記事が丸々コピペされている
サイトも発見したことがあります笑)
常に競争に晒されるような時代ってのも
当然含まれていますし、
さらに先、AIがマーケティングを自動でやったり、
文章を書いたり広告キャンペーンを打ったりする
時代も当然含まれていますし、
(ちなみにAIが広告キャンペーンを打つことは
実際もうやっています)
AIの高度化によって人間が働けなくなり、
(働かなくていい、とはまた違いますので注意)
生き方が激変する時代も当然含まれています。
特に個人的にはこの
「働”け”ない」
というのは大きな点だと思います。
まあ何にせよ、そういう時代背景を踏まえた上での
「次の時代」なのです。
んで、このような時代において
人はどのようなものを求めるのか。
・・・
ちなみに。
なんだと思います?
ぜひ考えてみてくださいね。
・・・
・・・・・・
まあいろいろあるんじゃないかと思いますが、
私の考える解答は、
「暇つぶし」
です。
良くも悪くも。
この辺は皆さんも現時点でも薄々感じている
のではないかと思います。
・スマホゲーム
・ユーチューブ
・テレビ
・SNS
後から振り返ったときに
「自分何やってんだろう・・・」
って思うようなことに熱中していませんか?
いやいや〜って思う人も、これは別に娯楽に限らず
・読書
・ジム
・筋トレ
・勉強
・食事にこだわる
・セミナー参加
・投資、投機
などもそこに含まれると思ってください。
これも広義の暇つぶしです。
だって、自分の仕事がとんでもなく忙しかったり、
明日食うのも困っているような状態だったら
こんなことをする余裕はないですよね。
飢えて死にそうな人が読書して勉強して
資産運用してたら笑っちゃいます。
私たちはどんどん時間が余っていて、
暇に、そして退屈になっていっている。
その時間を娯楽に使うか自身の成長に使うか
さらなるビジネスや資産運用に使うかは
実は些細な問題であって、
「時間が大きく余っていることに変わりはない」
ということが重要なのです。
もちろん、その余った時間をどう使うかで
資産や自己の成長の度合いは大きく変わります。
ただ、今回において重要なのはそこではなく、
「余った時間の使い方を人々は求めている」
ということです。
AIや機械等の進歩によって
それがさらに加速していくのが
これからの時代です。
で、その視点に立つとようやく勝ち組の定義や
やりたいこと、好きなことの意味、
そしてレポートにあった
1. 好きなことを複数見つけろ
2. 没頭癖をつけろ
3. そして面白いやつになれ
この意味がわかってきます。
そして同様に
「その人の知識が人とお金を呼ぶんじゃない、
その人の「人間味」が人とお金を呼ぶんだ」
この言葉の意味もわかるはずです。
結局のところ、これからの時代に必要なのは
その人の「暇つぶしスキル」です。
その暇の潰し方が魅力的なのであれば、
その人には価値が出ます。
例えば私が読書会をやっていて、
ワケのわからん本を読んだり
木坂セミナーの感想や学びを仲間と共有しているのを見て、
「いいなあ」
って思えば私の暇つぶしには価値がある、
ということになる。
ユーチューバーが好きな動画をアップして
お金を稼いでいるのを見て、
そして賞賛されているのを見て、
「私もこんな生活を送ってみたいなあ」
って思えば教材が売れるのです。
自分がおもしろいと思うことをやっていて
その上お金も入ってくるなんて
最高の暇つぶしに多くの人には見えるんです。
なんかおもしろいことないかなあって
探している人から見れば、
楽しそうなことをしている人は勝ち組であり、
その人が仲間に入れてほしいと思えば
そこにお金を発生させることができる。
暇つぶしにお金が発生するのはそういう理由です。
もちろん、払うお金以上に価値のある暇つぶしだと
思ってもらえないと意味はありません。
おもしろさだけを求めるのであれば
無料でゲームやユーチューブが
山ほどありますからね。
缶ビール一気飲みなんてのも、
調べればやり方出てきます。
(ショットガンって言うんですね。。。
どーでもいいですが)
お金を払う以上の価値のある暇つぶし。
もちろん簡単な話ではありませんが、
これを達成するために必要なのが
その人のおもしろさなんです。
「その人の知識が人とお金を呼ぶんじゃない、
その人の「人間味」が人とお金を呼ぶんだ」
これはそういう意味です。
(もちろん暇つぶしができる
コンテンツや商品を作る、
というのも1つの手ではありますが)
なんにせよ、その魅力的な暇つぶしができれば
それはテニスでも良ければビジネスでも投資でも
読書でもセミナーでもなんでも構いません。
ただ、それに価値を感じてもらうには
少なくともその分野において
「帝王」である必要があります。
(帝王については音声と対話するときに
また話しますけど、今回は
「1番である」程度でOKです)
その人が心底楽しそうに何かに没頭していれば、
同じことを求める人が集まってくる。
どうせなら1番楽しそうなところで遊びたい、
あるいは成長したいと思うのは当然です。
2番手はお呼びじゃなく、
多くの人は1番の楽しさを求めて
集まってきます。
ここで木坂さんが言っていることは
「そういう人になれ」
ってことだと思います。
だからこその帝王なんです。
これは決してビジネスをしよう、
って話ではありません。
あくまでも「起業」ですから、
経営でもマネジメントでもないです。
もちろん、おもしろい人がやる経営なら、
いろんな人が集まって来るはずですから、
そういう意味でのビジネスの応用は可能です。
(というかそれがMSPですし)
なんにせよ、これからの時代を考える際には
いかに価値のある時間を潰せるか、
ということが重要になる。
その時間の潰し方を身につけることが
起業における成功にも繋がるんだ、
ということですね。
まあこれでもまだ一般的な感覚とは
乖離してると思いますが、木坂さんの
言っている意味はそういう意味だと私は思います。
今までの通りのコンテンツ作りでも
それはそれでいいです。
いいんですけど、ただまあそういうのって
すぐパクられるので、
「大事なのはコンテンツではなく
コンテクストである」
ってのがStayGold時代からの
私たちの理解でしたよね。
まあこのコンテクストから生まれるビジネスって
あんまりビジネスっぽくないので
既存の起業イメージとは違うかもですが、
今回の木坂さんとか私の話を聞いて
もし何となく理解できたなって方は
ぜひご自身の何がしかに活かしていただければ
と思います。
ちらっと話しましたがこれはMSPの話なので、
ビジネスに限らず人間関係、
生き方にも応用できる話だと思いますので。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました!
K