西洋思想史 第1回 〜水掛け論の解剖学〜



こんにちは、Kです。

今日から木坂さんのマスタークラス

「西洋思想史コース」

のアウトプットをしていきたいと思います。


なんとエピソード0と称した
プレセミナーのビデオが8月に届いてから


7ヶ月近く


何の音沙汰もない状態で放置プレイされていた
わけですが、ようやくビデオが届いたので
活動を再開していきたいなあと思っております。

長かった・・・


というかいいのかコレ。

7ヶ月って。

ビバ木坂クオリティ。

ダメだよね、普通。


まあそんなこんなはともかく、
セミナーを受講していない人にも
受講している人と同レベルの理解に到れるよう
精一杯話しますので皆さんも着いてきてくださいね!



【水掛け論の解剖学】


第1回のセミナーのテーマは「水掛け論」でした。

水掛け論。

なっちゃった経験ってあります?

私はよくなるんですけど、今回のセミナーは
私たちの会話が水掛け論になってしまって
まったく話が進まなくなってしまったりするのは
なぜだろね、という話になっています。


言い換えれば

「コミュニケーション不全」

がテーマです。


まあこの辺はアルケミーとかCMCとかで
繰り返し論じられてきたテーマなので
わかる人はわかるんじゃないかなと思います。


コミュニケーションを正しく取るために、
アルケミーでは相手のニーズから
ネットビジネス大百科ではビジネスから、

使えるコミュニケーションセミナーでは
再構築という概念から

CMCでは解釈学的循環から
7つの鍵ライティングセミナーでは論理から
それこそ手を変え品を変え語られてきたわけで

「いかにコミュニケーションを取るか」

これがいかに木坂さんにとって大きなテーマで
あることがわかります。


なのでもしセミナーを持っている人は、
そういう観点で見返してみると
また違った学びがあると思います。


では本題。


「水掛け論はなぜ起こるんでしょうか」


ちょっと考えてみてください。


可能なら何かのメモに取ってみてもいいと思います。




・・・考えました?



これは私の経験なんですけど、水掛け論は


「自他に何らかの意見や主張があるとき」


に起こりやすいと感じています。


それは彼氏彼女の相手との口論とか、
職場での(割と立場が近い)相手との
今後の方針について話すときとか。

あとはメディアの専門家同士の議論とかでも
よく見ますよね。

そういった何らかの意見があって、
それがぶつかりあうところで水掛け論は
起こります。

そんで、ただお互いが意見を言い合うだけで、
ちっとも話が進まないという憂き目に合う。


で、最後には

「お前と話しても時間のムダだ!」

(* ̄^ ̄*)フン!

みたいな感じで終わってしまう。

みたいな。


・・・けっこうシャレになりませんよね。


カップルだとこれで別れちゃったりします。

友達だと縁が切れることもあります。

それでもまだ距離を置く自由があるだけまだマシで、
家族とか同僚みたいな逃げにくい関係だと
その先がかなり悲惨なことになりますね。


いずれにせよ水掛け論はお互いに主張があって、
それが譲れない場面で起こりやすいもの。


これがまず私が前提としているものです。


一見当たり前の解説ですけど、これ、けっこう大事です。


なぜかというと、まず水掛け論は

「主張がないと起こらない」

わけですよね。


ですから、ある意味、主張が何もないような
井戸端会議的な日常会話では
水掛け論は起こりません。


ということは、ですよ?


逆に言えば、


「主張がある場面で”のみ”水掛け論になる」


ということであって、つまり、水掛け論が起こるのは
どーでもいいような普通の会話ではなく、

相手にこうしてほしい、
こうなってほしい

というような割と重要な会話においてのみ
起こるということなんですよ。


何気ない話なら問題なくできる。

でも、大事な話になると伝わらない。

相手が何も変わらない。

ケンカ別れになる。


これじゃあつらいじゃないですか。

大事なときにだけ伝わらないなんて。

そして、そういう人はけっこう多いと思うのです。


そういう意味で今回のセミナーは
私たちが本当の意味でコミュニケーションを
取らなければならないときに必要な知識を
提供してくれるものになっています。

どうすれば水掛け論にならずに
コミュニケーションを取ることができるのか。

少しでもお互いが良い関係を築けるような
建設的な話し合いをするためにどうするか。


そのヒントを哲学という視点から語ったのが
今回のセミナーです。


そう考えると、いろいろ過去のセミナーとの
繋がりが見えてくるんじゃないでしょうか。

ぜひぜひ復習してみてくださいね。


さて、そんなわけでセミナーを
解剖していくわけですけど、
・・・長くなっちゃうので今回はここまでです。


その代わり、先にまとめのスライドをお見せしようと思います。

ぜひ、自分なりに解釈してみてください。

対話は自分の意見をもつところから始まるのです( ー`дー´)キリッ


・・・とまあ冗談はともかく、
ここから皆さんは何を読み取るでしょうか。


タイトルは

「水掛け論を防ぐために」

です。


内容はこちら。


• 全てのテーマにおいて存在を基礎に置くべきかはわからない
• しかし、「現実生活」に関わる問題の場合、存在を無視して善悪の議論や認識の議論に立 ち入ると、大体の場合水掛け論になる
1. どんな主義・主張を持っている人でも乗らざるを得ない土台は何か
2. 議論を成立させるための(隠された)条件は何か
• これをまずは考え、共有することに時間をかける




なんのこっちゃ?

ですかね。

それとも、ふんふんなるほど、

でしょうか。


どちらにせよ次回以降、このスライドを
叩き台にして、解説をしていきます。

なので、もしこういう話なんじゃないか、
なんて意見がでましたらメールにて送ってください。

これは久々に各自に返信しようと思います。

今回のシリーズでは紹介しないことも、
個別のメールならお話できるかもしれませぬ。

個別ですしね。

私のモチベーションも上がりますので。


なんにせよ、久々の記事というか
個人的にはシリーズになりそうなので
皆さんのご意見を楽しみにしております。

まあ、来なくても自分のアウトプットのために
やるんですけどね。

読書会の皆さんは、ようやく企画が始まりますんで、
頑張ってまいりましょう!


とりあえず、今日はこの辺で。

ありがとうございました!


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