マンガ 〜行動できない人は幸せだ理論〜


こんにちは、Kです。

ご無沙汰でございます。

少しサボリ気味だったブログさんですけど、
ぼちぼちセミナーも始まりますので
記事を書こうと思います。


リハビリですね。


というわけで、今日のテーマはこれ。


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一部の人は知っているかもしれませんが、
ジャンプで連載中の「ワールドトリガー」という
マンガの一節を持ってきました。


変化を望んでいない人間を変えようとするのは難しいです。

変化を望まないということは
現状にある程度満足しているということなので
それはそれで望ましいことだとも言えます。



このまんがの一節をたたき台にして、
変化、行動について語ってみよう、
というのが今回のテーマです。


世の中には行動しない人がいますし、
行動したくてもできない人もいる、
やっていてもすぐ辞める人がいますけど、

結局のところそういう人はどうなっていて、
どうアプローチすればいいのか
の1つのヒントになると思います。

もちろん 自分が行動できない場合、
行動が続かない場合も含めて。


では参りましょう。



【人はなぜ行動できないか、行動が続かないのか】



一般的に行動できないとされる原因はいろいろあって、
いろんなところでいろんなことが言われています。


例えば成功哲学などの世界では
モチベーションや情熱が足りないからだとか
コミットメントが足りないからだと言われていますよね。

生理学とかからはホメオスタシス、
ちょっとスピ入ってくるとエネルギーの話とかで
説明されたりもしますし、

生態学をかじった人なら環境の重要性を
説く人もいるかもしれません。


木坂セミナーを受けたことがある人なら
どこかで聞いたことのある話だと思います。


ただ、個人的にはモチベーションは長続きしないし、
コミットメントしてもすぐ止まっちゃうし、

ホメオスタシスを克服するにはエネルギーを
高めるしかないわけですけど、
エネルギーってなかなか高まらないですし。

いろいろやってみてもやっぱりダメ、
ってことはけっこうあると思うんですよ。


確かに一理はある。

あるんだけど、この

「いろいろやってみてもやっぱりダメ」

って理由がこれらの理由では説明できないんですよね。

個人的にはしっくりこない考え方だったわけです。


あなたはどうでしょうか。


そんな私と同じようにしっくりこない人(いるのか?)に
ぴったりなのがこの一節。


変化を望んでいない人間を変えようとするのは難しいです。

変化を望まないということは
現状にある程度満足しているということなので
それはそれで望ましいことだとも言えます。



です。


確かにモチベーションとか環境の力は大きいけれど、
自発的に行動を続けようと思う場合、この

「何だかんだ言って、現状に満足している」

という状況が行動を妨げることは
かなり多くあると思います。


つまり、現状に満足しているからこそ変える必要がない

わざわざ行動するまでもない

というわけです。


例えばですけど、


今のままでも、別に死にはしない。

友達にも困っていない。

家族もいる。

多少は嫌なこともあるけど仕事もある。

それなりに幸せだ。



こんなことを思う人はわざわざ行動を
起こそうとは思いませんよね。


というのも、人間努力して変わっていけば
その人の生きている世界なるものも
「良くも悪くも」変わっていくものですから、

行動を起こすことは、一面では「現状の破壊」に
近い性質を持つわけです。

見える世界も変われば、話す相手も変わる、
仕事も変わるかもしれないし、
生きる場所そのものが変わることもある。

だからこそ、現状に満足している人は
わざわざ行動を起こす必要がない、というわけです。


つまるところ、


必要性がないからできない


そういうことになるのです。


まあ、これはある意味ぬるま湯につかってる、
と酷評することもできますけど、努力した先が必ず
望ましい世界になるとは限らないわけですから、

あえてうリスクを取らず、現状を維持する、
という選択はある意味では合理的です。


リスクを一切取らず、そこそこの満足と、
そこそこの幸せを維持していく。



それはそれでアリなのかもしれませんし、
マンガでも言っている通り、
それはそれで望ましいことです。


だって、そこそこに幸せなんですから。


そのように考えていくと、
行動はある種のギャンブルである、
ということがわかります。


うまくいくかいかないかは、行動しないとわからない。

行動したことで悪くなることもあります。

さらに不幸になることもあるのです。


でも、だからこそ行動には心理的なハードルがある。

止まろうとする力がはたらく。

やりたくなくなったり、やめてしまおうと無意識に思う。


変化を望んでない人を変えようとすることは難しい。


本当にこの言葉のとおりだと思います。


なら、どうするか。


その結論は結局1つしかなくて

「覚悟と選択」

ということになるのだと思います。


もし行動を継続できない場合はこう考えてみてください。

「ああ、自分は今いる世界を壊すのが怖いんだ」

そのように考えてみると、きっと思い当たることがあると思います。


その上で、自分が置かれている良い部分や悪い部分を
すべて含めた現状を壊していく覚悟があるか。

今まで当たり前に出来ていた娯楽や自由な時間を潰し、
結果がわからない努力をしつづける選択ができるか。

このことを考えてみるといいと思いますし、
もしコンサルをする場合とかにも
その視点で相手を見てみるといいかもしれません、


行動しないということは、現状維持をしたいということです。


そんでその現状がぬるま湯とはいえ
それなりに幸福なものであるのならば、
あたたかく受け入れてあげればいいんじゃないでしょうか。


なんて考えてみると、少し世界が変わるかもしれませんね。


ほんではまた。

ありがとうございました!



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