WakeUp人間セミナーin東京との対話①


こんばんは。

いや、おはようございます、Kです。

今人間セミナーを受けに東京に来ております。


今日が初日で、あと2日残っていて、
しかも今は深夜ですが、
ちと頭の整理のために筆を執っています。

まず、セミナーすっごい良かったですね。

あれをしっかり理解しようと思ったら
けっこうスピ方面の知識が要りそうですけど、
それを差し置いても良かったと思います。


特に「かさぶた」って比喩。


性格とは心の傷のかさぶたである。


この言葉だけで今までの全セミナー分以上の価値がありました。


もちろん個人的には、ですけどね。


でも私にとってはかなり重要すぎる話だったので、
セミナーは終わってないけどアウトプットをしときたい
と思います。

もちろん受けてない人にもわかるように書きますので、
しばし私の雑記にお付き合いくださいませ。


ではでは。



Ex.)

「愛される術を身につけてる子」

っていますよね。

それは立ち振る舞いでもいいし、性格でもいい、
思いっきり可愛がられる子を想像してください。

あなたの近くにいる人を思い浮かべてもいいです。


で、考えてください。


「そういう子ってなんでそういう術を身につけたんですか?」


そう考えたときに、
「性格=かさぶた」という視点があると、
このような解釈ができます。


愛されなかった経験があるから。


愛されなかったという心の傷が、
その子に愛される術を身につけさせたんだ、
と解釈することができるんですね。

つまり、「愛される術」ってのは
自分の心の傷を覆い隠すかさぶた、
ある種の防衛本能の産物だと言えるんですね。

愛されてた人は「術」なんて身につける必要ないですから。


・・・わかります?このすごさ。


普通考えもしないですよね。

愛されることって、長所じゃないですか。

ずっと愛されてきたのだと思うじゃないですか。

才能だと思うじゃないですか。


でも、この視点があると

「愛されなかったという心の傷があったから、
愛される性格を後天的に身につけたんだ」


という反動的解釈もできてしまうんですね。


・・・全然違って見えてきませんか?


もうちょっと例を出してみましょう。

今度はもう少しセミナーの例に近づけてみます。

第二弾。


Ex.)

「ワガママ言う人」っていますよね。

なんでワガママ言うんだと思いますか?

ぜひ考えてみてください。




・・・考えました?




これは一例ですが、

頼みを聞いてもらえなかった心の傷があり、
それがめちゃくちゃワガママ言うことによって
叶った経験があるから、


と解釈できます。


まあこれはあくまでも「可能性」に過ぎませんが、
そのように考えていくことで
腑に落ちることがいっぱいあったんですよね。

断片的な知識(防衛本能とか強化弱化)は知っていたし、
考えてみたら当たり前だったんですが、
でも、そういう視点はまったくなかった。

それ聞いてから一気に広がりましたね。

まさに「使える!」って感じでした。

6タイプ分類は去年で知ってたんで、
こっちの感動の方がすごかったです。



ただ、気になる点が1つ。


これはセミナー参加者と話してて
感じたことなんですけど

使い方を間違えると悲惨なことになりそう

ってのも感じました。


例えばですけど、
この「性格は心のかさぶた」って知識、
あなたは何に使いますか?

セムナー受けた人は6タイプ分類でもいいです。


人間分析?


性格分析?


初対面の人に当たりを付けるため?


タイプにあったアドバイスをするため?


・・・ここでそう考えるなら、たぶん悲惨側です。


というのも、今回の最初のスライドはこうでしたよね。


なぜ「タイプ論」なのか?

・我々は「性格」「気質」という名の”足枷“をはめられて生きている
・真に自由に生きるためにはこの足枷を外す、つまり、

1.自分がどのようなフィルターで世界を見ているのかを知る
2.自分の現状を知り、より「本質」に近づく
3.各タイプに固有の「状態」について知り、人生のムラをなくす

・という3つのことが必要



わかります?

これは根本的に「自己分析」のツールなんですよ。

他者がどうなのかを知るのは二の次です。


でもほとんどの人、特に去年のStayGoldの方の
人間セミナーを受けた人は「他者分析のツール」だと
思っている人が大半だと思います。

私もそう思ってました。

「へー、これで相手のことがわかるんだー」

とか思ってましたから。

今回のセミナーでも中間以降
いろんな人の分析をしましたから、
他者分析だと思っている人も多いと思います。


でも、今回はそれが最初に明示されましたよね。

自分に使え。

と。


そういう意味で、言ってしまえば後半の他者分析は、

「木坂さんの説に信憑性を持たせるための具体例に過ぎない」

んです(少なくとも私にはそうとしか思えなかった)。


そういう意味でも、このセミナーはすごく良かったです。


作曲家列伝見てたらわかると思いますけど、
見た目のタイプによって成功の仕方も
成功のしやすさも全然違いますからね。

誰かを成功させるために、とか
相手をより良く知るために、とかじゃないんです。

稼ぎたいなら、成功したいなら、
本来の自分に立ち返りたいのなら、
そのために使え。

自分で自分をコンサルしろ。

本来の自分に立ち返るために使え。

そんな明確な使い方を理解することができました。


私がかさぶた理論を「使える!」と思ったのも、
自分の性格をその視点から解釈すれば
自分がどこにつまずいているかがわかると思ったからです。

例えば私は人の話を聞くのが好きですけど、その性格は
「母に話を聞いてもらえなかったのがイヤだった」
というところから来ていそうだ、と当たりがつくんです。

だとするなら、どこを癒せばいいかなんて一目瞭然。

で、それを癒すことができれば
また1つステージを上げることができるんですね。

そういう意味で「使える」のです。


しかもそういう人の話を聞くスキルは
善くも悪くも身に付いているわけですから、
癒した後には単純にスキルだけが残ります。

それ、完璧に“強み”ですよね。

ほかの人より1歩抜きん出ることができるかもしれない。

それをビジネスに生かせるかもしれない。

そうやって応用していくことができる。

だからこそ一気に広がった感じがしたんです。


でも、なんか参加者の話聞いてたら、
その視点がすごい希薄というか、
“ほかの人に使う気満々”な感じを受けたんですよね。

「○○さんは何タイプだと思いますか?」

こんな会話ばっかりでしたので。

ひたすら他者に目が向いている。

去年の私と同じです。

人間セミナー難民。


このままほっといたらどうなるか。

「まあこの人は○タイプっぽいなー」

という占い程度にしか使えなくなると思います。


これ、明確な根拠があってそう言ってるんですが、
なぜだとかわかります?


ちょっと矛盾するように感じるかもしれませんけど、
「他者分析をすること」
も使い方としては間違っていません。

でも、大半の人には使えない。

使い方が間違っていると言えてしまう。

それはなぜだか考えてみてください。


少しヒントを出すなら、その理由は
「成功哲学を科学する」というレポートを
読み込んだ人にはわかると思います。

もし読んでない人は読んでください。

読んだ人は思い出してください。


簡単に解説しますが、そもそも論として、
木坂さんの話は2つに分けて聞く必要があります。

それが、

「教育者的な内容」

「起業家的な内容」

この2つです。


今回の人間分析ツールも、
2通りの使い方があるんです。

起業家的使い方と教育者的使い方。

さらに言葉を置き換えれば、

まだ美しくない人がやるべき方法と
美しくなれた人がやるべき方法がある


と言えるわけです。


で、そのことを踏まえた上で考えてほしいのは、

「じゃあ他者分析ってどっち側の使い方?」

ってことなんです。

・・・まあ教育者側ですよね。

利他的な。

教育者、つまり美しい人、
今回のセミナーに置き換えて言えば、

「本来の自分に立ち返れた人」

その人が使うことで初めて効果が出るものです。


そうでない人が他者分析したらどうなるか。

・・・まあ悲惨な未来しか見えないですよ。

レポートの内容を踏まえれば
「成功哲学を鵜呑みにしてそのまま他者に伝えちゃう人」
そのものなんですから。

大惨事の典型パターン。


だから、他者分析に使うのではなく、
自分を知るためのツールとして使う。

まずは自分が味わう必要がある。

他者分析をするのはその後だ。


このことに気づけた意味でも今回のセミナーは良かったなと。

そういう意味でも、対話して良かったなと。

そう思えるセミナーでした。


なので、もしあなたにそういう視点がなかったのなら、
そういう視点で復習、セミナーを受けるとまた違うかも
しれませんよ。

・・・と、そんなことを囁きつつ、
頭の整理もできてきたっぽいので(つーか眠いので)
この辺で失礼します。

ではでは、また明日。

お付き合いいただきありがとうございました!



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